2023年10月22日(日) 「みのお遺産めぐり(東コース)」
ポスター
ルート図
コース: ①代官所跡 ②銅鐸出土地 ③竜王神社 ④如意輪観音堂 ⑤宝珠院 ⑥医王岩 ⑦大宮神社跡 ⑧為那都比古神社 ⑨帝釈寺 ⑩勝尾寺表参道町石 ⑪新家の春日神社 ⑫勝尾寺大鳥居 ⑬小野原の西の常夜灯 ⑭小野原東の常夜灯 ⑮楠水竜王と道標 ⑯小野原春日神社 ⑰与兵衛の泣き地蔵 ⑱柳谷観世音菩薩の碑 ⑲今宮の庚申塔 ⑳西宿の北向き地蔵と庚申塔 ⇒箕面キューズモール
<思い出>
好天に恵まれ、街歩きにもかかわらず63人ものお客様が参加されました。「みのお遺産巡り」のテーマに魅かれた歴史好きのお客様を今回は東部に絞ってご案内しました。

ガイドの入念な打ち合わせです。今回のオープンハイキングには初参加のガイド候補生11人も一緒です。

旗本青木氏の代官屋敷跡です。屋敷跡には荼吉尼天というお稲荷さんが地元の人によって祀られています。

箕面の山沿いの道、山麓線を東に向かって歩きます。時々大阪の町が眼下に見える気持ちの良い道です。

山麓公園でしばしストレッチ。

ここで発見された如意谷銅鐸は人為的に埋められたものとわかり、全国的に有名になりました。高度成長期の昭和41年、如意谷住宅の造成現場でブルドーザーが偶然掘り起こしたものでした。

水の神様、善如竜王を祀る竜王神社に続く小道です。

このあたりには中世には如意輪寺という大寺院がありました。今では観音堂とその後ろに如意輪観音菩薩・役行者・弘法大師・不動明王が彫られた岩壁、弥勒菩薩像が残っています。また箕面市指定の保護樹木であるヤマモモ・クスの大木があります。

皆さん、上を見上げてオオッと歓声を上げています。古代より信仰の対象とされた巨石、医王岩です。古くより農耕神である大己貴神・少彦名神の依代(影向石)として尊崇され薬師岩とも呼ばれました。

本日のハイライト、ハイクリーダーのYガイドより講話が始まりました。為那都比古神社の由来から始まった丁寧なお話に皆さん、聞き入っていました。

総勢108人、そろそろお昼ごはんの時間です、元気に皿池公園に向かいます。

皿池公園の木陰でそれぞれ昼食を食べてのんびりします。

皿池公園を出発して南に向かいます。ここは勝尾寺の参道ですが今は自動車道になっています。

帝釈寺に着きました。聖徳太子ゆかりのお寺なので箕面最古のお寺でしょうか。節分会の火渡り行が有名でたくさんの人でにぎわいます。

新家の春日神社、西入り口には庚申塔と勝尾寺参道35町石があります。

勝尾寺参道の入り口の大鳥居です。当時の人はここから勝尾寺まで山を越え延々約4キロ(36町)も歩いてお参りしたのですね。

西国街道、小野原村、西の村境にある常夜灯で疫病や盗賊が侵入しないようにとの祈りを込めて建てられたといいます。

京都楊谷寺の柳谷観世音菩薩は眼病の治癒に霊験があるとして信仰され、この地区の人々がわざわざそこまで行くのが大変なので、講を結んでここに碑を建てたといいます。

今宮の庚申塔

西宿の北向き地蔵と箕面で一番新しい自然石の庚申塔があります。
今回はキューズモールの南(地下鉄御堂筋線・新駅「箕面萱野駅」予定地)にてお客様とお別れです。
落伍者や事故もなく全員完歩されホッといたしました。
落伍者や事故もなく全員完歩されホッといたしました。
(E.I記)
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